2025.01.08
光明遍照 十方世界 念仏衆生 摂取不捨
これは「仏説観無量寿経」の一節で
浄土宗・浄土真宗では肝要な御文として
様々なところで大切に説かれています
仏様とは往生してから出会うのではなく
この世界に生きている私たちに向けて
常に働いてくださっていて
仏様の光は私たちに降り注ぎ
すでに届いているのです
仏の光を感じられるかどうかは その人の心次第
と法然上人は説かれています
明るく温かい光に包まれながら
今年も皆様と共に歩ませて頂きたいと思います
合 掌
2025.02.12
初めてコロナウイルスに感染しまして
丸2週間も寝込んでしまいました
やはり簡単な事ではないのだなと痛感致しました
そんなわけで掲載が遅くなり申し訳ありません
さて今月は、日々自分自身が心掛け
気を付けたいなと思うことを書かせて頂きました
例えば、お誘いを断るときや、頼まれたことを断るときなど
特にネガティブなことを伝える時に
何か正当な理由を付けようと
変に言い訳がましくなったり
真実とは違うことを伝えたり
愚痴のようになってしまうことはないでしょうか
自分自身も「あ、今の言い方は間違ったな」と反省することがありますし
他の人から聞いた時も「本心は違うのだろうな」
と感じ取ることもあるのではないでしょうか
それがかえって相手を傷つけたり、信頼を失う事にもなると思うのです
わがままな理由だったり、相手がどう受け取るか分からなくても
素直に、あるがままを、穏やかに伝えられたらいいですね
うまくスラスラと言えなくても
相手を思いやりながら話すことで
きっとその真心は相手に伝わるでしょう
そして嘘をついたりしない自分も気持ちよくいられると思うのです
合 掌
2025.03.01
全て「求めない・・・・」から始まるこの詩集。
著者である加島さんはこう言います。
「誤解しないでほしい。
求めることはとても大切だ。
ところが頭だけで求めると
余計なことまで求めるんだ。
ぼくが『求めない』というのは
求めないですむことは
求めないってことなんだ。
すると体の中にある命が動き出し
それは喜びにつながっている」と
私たちはつい必要以上に
自分にも相手にも様々な事を求めているのかも知れません。
「足るを知る者は富む」という老子の言葉を思い出します。
もうすでに満たされている・・・そんな気持ちで日々軽やかに過ごしたいですね。
合 掌
2025.04.01
題名にある釈尊の言葉「悟りの道のすべてである」
これは、悟りのすべてではなく、悟りへと向かう道
人生そのものに「よき友」が必要不可欠であると教えて下さっています
もし、私が今まで出会ったすべての人が
私を肯定し、褒めてくれ「いいね」「いいよ」と言う人だけだったら
きっと私はどこまでも傲慢で貪欲な人間になっていた事でしょう
互いに高めあえるような人との出会いは人生の宝です
しかし誰もがそんな人とすぐに出会えるとは限りませんね
例えば、職場や家庭に辛いことがあって
それを励ましてくれる友人知人がいる、ということもあるでしょう
まずは人との繋がりを持つ一歩を踏み出してみましょう
4月は出会いの多い季節
さてどんなご縁があるでしょうか
合 掌
2025.05.01
毎日気持ちよく
一年中このくらいの気温だったらいいのに・・・
と思ってしまいますね
さて、皆さんはどうでしょうか
私は思い当たる節が多々あります
しかしその人や出来事の一面を見て
それが全体だと思うのは
とても勿体ないということです
自分の中に長所と短所があるように
きっと相手にも良いところがあるはず
短所も捉えようによっては長所になります
苦手な人を作ってしまうことで
辛い思いをするのは自分です
縁あって出会えた喜びを
沢山感じたいですね
合 掌
2025.06.01
木喰行道(もくじきぎょうどう)は真言僧ですが
日本各地を旅し、仏像彫刻をしては奉納するという生活を続け
ついに日本一周を達成しました
それからも一所にとどまることなく、85歳を過ぎても旅に出ていたそうです
91歳まで仏像を彫り、総数およそ千体!
その作品の多くは「にっこり顔」で
木喰自身も底抜けに明るい性格だったと言われています。
さて、若い頃は学校や社会で様々な困難にあったり
素晴らしい人との出会いによって、大きく成長していきます
例えれば「角が大きく削れる」と言ったところでしょうか
ところが歳を重ねるごとに石は固くなり
なかなか削れないような感じが私自身しています
それでも生きている限り、要するに川に流されているうちは
様々な出来事に会うわけですから
岸に上がるその時まで、死の間際まで
私たちは変わることが出来ると思うのです
学びはそこかしこにあります
そこに気付いていけるよう、それこそ日々精進
まるめ まるめよ・・・
合 掌
2025.07.01
子供の頃にテレビで観ていた「赤毛のアン」
妄想が爆走し、感情の起伏が激しくて
「なんて破天荒な女の子なのだろう・・・」と思っていましたが
大人になってあらためて文庫本で触れると
彼女の天真爛漫な姿がとても愛おしく
次々に問題を起こすことさえワクワクしてしまいます
そしてどんな時も、前を向こうと努力する姿や相手を励まそうとする姿
思いやる心や本当の愛に気付かされます
時に私たちは変化を恐れます
「今の状況が大変だ」と思う半面
「ここから離れたくない」
「これは手放せない」
「大変でもこのままの方が安全だ」という矛盾さえ生じます
課題は人それぞれだと思いますが 時が流れるのは皆同じです
変化を恐れず、好奇心や挑戦する心を忘れず、前に進んでいきたいですね
因みに、翻訳はNHK連続テレビ小説で放送された
「花子とアン」の村岡花子さんです
そして今年NHK Eテレにてアニメ「アン・シャーリー」が放送されていました
こちらはアマゾンプライムで観ることができます
ご興味のある方は是非 (^^♪ 合 掌
2025.08.01
「ねえ、私の弟子にならない?」なんて勧誘してくる人は怪しい人です(笑)。
言わずとも「ああ、あの人の弟子になりたい!あの人の話を聞きたい!」と思わせるお釈迦様は、一体どんな方だったのでしょう。直接お会いしてみたいなぁ・・・と思います。
人はそれぞれ無意識に、言わばオーラを放っています。
例えば人に道を聞く時、沢山の人がいる中でも「あ、あの人に聞いてみよう。」と人を選びますね。
お店の中でも「あ、あの店員さんに聞いてみよう。」と、話しかけやすい人を探すでしょう。
逆に「あの人には話しかけづらいな・・・」とか、「せかせかしている人だな」
「厳しそうだな」「壁を感じるな」などといったイメージを感じる人もいるでしょう。
皆さんは周りの人にどんなオーラを感じてほしいですか?
私自身、日頃どんな空気をまとい、放っているのか、自分では分かりませんが
少なくとも周りの人を不安にさせるような人にはならないようにしたいですね。
その為には、まず自分自身を大切にし、日々自分の心を整えることを意識し
次に家庭の中、あるいは離れていても家族の関係を良好にしていれば
おのずと外にも良い空気を放つことができるのではないでしょうか。
この光り輝くヒマワリのように、自分も周りも世の中も
明るく照らすような人を目指したいですね。
合 掌
2025.09.01
歳を重ねてから、パソコンやピアノを始めたり、大学に通ったり
平均寿命が延びたからこそ 第2・第3の人生を歩む方も多くいらっしゃいますね
それはそれで素晴らしいことですが
やはり「今だから出来ること」「今しか出来ないこと」は沢山あるように思います
朝起きたら走り出したくなるほどの体力、まぶしい青春
今しか見られない、今の子供の笑顔(泣いても可愛い!)
生きているうちにしか出来ない親孝行・・・
人生は長いようで短いのです
今の自分が、日々何をするべきなのか、何を考えて生きるのか・・・
しっかりと見極めたいですね
※ かく言う私は酷い腰痛に見舞われ(日頃の運動不足がいけないのですが・・・)
目下「体力づくり」が課題です!それこそ生きているうちに親孝行せねば!
掲示板は母が書いてくれました。絵は息子が描いてくれました。
感謝感謝・・・。
合 掌
2025.10.01
老子の言葉には続きがあります
自分の才能を見せびらかそうとする者は
かえって受けがよくない
「自分の行動は正しい」と主張する者は
かえって正しいと思われない
自分のことを鼻にかけて自慢する人は
うまくいかない
周りの人も大人なので
「すごいですね」「さすがですね」
と言ってくれるかもしれません。
仮に過剰なアピールが奏功して、評価につながったとしても
それは一時的なもので、遅かれ早かれメッキは剝がれてしまうでしょう。
本物であれば、何も言わずとも伝わるもの。
自分の評価は自分でするのがいいでしょう。
寝る前に「ああ、今日も自分なりによく頑張った。」
「無事に一日が終えられた。」
と感謝をしていけば、きっと心は満たされていくでしょう。
合 掌
・・・・・・・・・・・ お知らせ ・・・・・・・・
本年度の浄広寺報恩講は 10月26日(日)に変更となりました
2025.11.01
自分のことはさておき、人は他人を批判することを得意とします。
「あの人はああだから・・・」「もう少しこうしたらいいのに・・・」
などといくらでも言いたくなるものです。
又は自分自身も、困ったことに陥ることもあるでしょう。
しかしどんな人にも脈々と受け継がれた物があり
一人ひとり違った魂を持ち、様々な時代や環境で生きてきた歴史があるのです。
今、目の前にいる相手を端的に見るのではなく、少し想像力を働かせて
「きっとこの人が今のようになるには、様々なことがあったのだな」
と思うと、責めるような気持ちが薄らいでいくのではないでしょうか。
どんな人も、本が書けそうなほどの人生を歩んでいます。
これを読んでいるあなたも、きっと色々なことにぶつかり
乗り越え、またぶつかりながら「今」に至っていることでしょう。
皆、今を精一杯生きているのです。
又、素敵な人に出会ったときは
「どんな風に育ったのかしら・・・」
「どんな人生を歩み、何を大切に生きているのかしら・・・」
「どんな事を実践しているのかしら・・・」と知りたくなることもあります。
「どうしてこんな事に・・・」と思うことも起き、全てが解決するわけではありませんが
大体のことは思いやることで穏やかな心になるでしょう。
合 掌
2025.12.01
例えば、今持っているペン一本を取ってみても
それは本当に必要なものか考えてみてください
それを大切に使いきる気持ちでいますか?
使えなくなった、又は使わないペンはありませんか?
「これは記念の物だから」「高かったから」「いつか使うかも」などの心に縛られていませんか?
もし今、活かせていないなら、ペンに限らず、出来るだけのものを
「今までありがとう。」「使い切れなくてごめんね。」と手離していきましょう。
今の時代、リサイクルに出すのもいいですね
ペン立て一つ、引き出し一つでも、かなりの量があるのではないでしょうか。
お釈迦さまは三枚の衣・托鉢の鉢・水筒・小刀(爪を切ったりするもので武器ではありません)
衣の補修に使う針・衣を留めるための紐だけを持ち物としていました。
極端ではありますが、見直してみれば、本当に必要なもの、毎日使うものは意外と少ないものです。
物を減らしていくと心にゆとりが生まれ
「自分が本当に大切にしていること」が見えてくることがあります。
さて、あなたの大切なものは何でしょう。目指していることは何でしょう。
来年の指針になるかも知れませんね。
合 掌